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ぉゔぇ記

好きなことを好きなように書きます。

アジアカップ日本優勝!!!!!

イャーヒィー!!!素晴らしい勝利でした。

決勝はほんと前半から完全に相手のペースで、良くなかった。
初先発の藤本淳吾はボールが足につかないし。もちろんチームとして彼を活かせなかった部分も大いにあったと思う。ただ彼だけではなく、岡崎も、本田も、ボールロストが多く、今大会の日本の強みである前線にいろんな形でボールがしっかりと収まるという点を相手はフィジカルで潰すことに成功した。

試合全体を見ても、オーストラリアの高さや強さに負けていた。対峙した選手たちにしかわからないけれど、普段よりパスもトラップもずれていたのはそういうところのプレッシャーにあるのだろうし、五分の状態からボールを奪いにいくと8割方は相手がボールを奪ってしまうのである。それでセカンドボールやちょっとしたルーズボールをことごとく拾われていたので相手のチャンスになってしまった。

ドイツやロシアなど同じくでかくてフィジカルの強い選手の多いリーグでやっている本田や長谷部、内田などですら競り勝つ場面がほとんどなかったことを考えれば、オーストラリアの高さやフィジカルの強さは世界の中でもかなりトップの方に位置するとも言えると思う。

そこで、だからこういう相手に勝つためにもフィジカルをより強くしなくてはいけないというのも正解だし、相手よりいい状態でボールを取りに行けなければいけない、というのも正解だと思う。どっちの部分でもレベルアップが求められるのだろうと思う。

そして、オーストラリアは僕が思っていたよりは流動的な攻撃をしてきた。
もちろん高さを生かした、サイドからの簡単なクロスが多いのは間違いなかったが、2列目の選手が飛び出してきたり、FW同士がスイッチしまくったり、今大会の他の試合でオーストラリアが見せた「単なる放り込み」よりは良いサッカーをされた。その辺も日本がセカンドボールを相手にことごとく拾われていたため、相手の攻撃チャンスが多かったことから出てきたことだ。

とまあいろいろ書いたけれども、日本の攻撃が2列目に収まらない→奪われる→サイドからのクロス→竸ったものはセカンドボールを拾われ、競りきれなかったものはシュートされるという悪循環の前半だった。

それで、後半始まって少ししたところでザッケローニ監督が今大会で一番と言ってもいい素晴らしい采配を見せてこの流れを止めた。岩政の投入だ。それまで日本のDFラインは両SBが御世辞にもハイボールに強い選手ではなく、中央が「180ない割には」ヘディングの強い今野と、「190近くある割には」ヘディングに強くない吉田麻也であった。それをヘディングに強い(というか、代表レベルだとそこしか目立たない?)岩政を入れ、簡単に競り負けず、セカンドボールを拾えるようにという意図だった。

そこで藤本を交代させるのはまあサッカーファンなら大体わかったと思うが、最終ラインをどうするのか、というのはなかなか難しい判断だったと思う。ちなみに僕は、今野を1列前に上げて守備的なボランチにし、遠藤をトップ下にして、本田を右のアウトサイドにもっていくと予想した。(4−2−3−1ともいえるし、4−1−4−1とも言えるような感じで)

しかしザックは今野をサイドバックにし、長友を前にあげて、左のサイドハーフにした。そして岡崎をトップ下というか2トップのような形で前田の周りを走らせ、本田を(ここだけは予想通り)右のサイドにおいた。この采配が素晴らしいなと思うのは、1枚のカードを切るだけで攻守両面を修正させようとしたことだ。まず守備は岩政をいれることで高さに明らかに強くなり、またサイドバックも今野にしたことでサイドも高さのある攻撃に強くなった。 
 と同時に、両サイドハーフを縦に突破できる選手にすることで相手を押し込めるという意図まで見えた。当然サイドを突破するのだから、FWは中に2人いたほうが合わせやすく、試合の問題点のほとんどを解決した。さすがセリエA優秀経験のある指揮官である。

ちなみにそれ以降、日本の決定的ピンチはほとんどがオーストラリアらしい縦ポンカウンターでDFラインが対応を誤った時と、セットプレーのみとなっている。そのようなピンチは川島が全て頑張って止めてくれた。前述した悪循環は全くなくなった。そこから、ようやく互角か6:4くらいでこちらが押しているような展開の試合になった。

決勝点は、相手のDFもアホだったが(李忠成が一体どこにいたのか彼は1回でも確認したのだろうかw)長友のクロス、李忠成のボレー、いずれも本当にすばらしいプレーだったと思う。そして、一番持っている男は李忠成でも本田△でもなく、ザックだったのではないだろうか。