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ぉゔぇ記

好きなことを好きなように書きます。

No Cross, No Crown―コンサドーレ札幌の2013を振り返る―

 コンサドーレ札幌Advent Calendar2013記事です。企画いただいた@niku_nameさん、ありがとうございます。毎日面白いので、ぜひ他の日の記事も読んでみてくださいね。クリスマスまで毎日いろんな人のコンサドーレ話が読めてきっと面白いと思います。今日は「今シーズン素敵だな!キュンキュン!」と思った場面を7つ、挙げてみました。


今シーズンキュンキュンしたところ1:荒野拓馬の活躍
今シーズン開幕前の戦力分析で書いたように、過去2年間の荒野はその高いポテンシャルを期待されながらも、ほとんど試合に絡むことはできていませんでした。しかし、今シーズンは30試合、2084分に出場し、シーズン中盤からコンサドーレに欠かせない戦力になりました。特に、今シーズンの彼はドリブルでの局面打開に非常に大きな成長を感じ、そこにキュンキュンしました。ボールを前に運ぶ、という点では札幌のMFの中でも屈指の存在になったのではないかと思います。来年からは運ぶことのもう一つ先、決定的な場面の演出、シュートやラストパスの精度というところが上がってくると、素晴らしい選手になりうるのではないかと思います。


今シーズンキュンキュンしたところ2:シーズン序盤・中盤・終盤 それぞれにヒーローが
個人的に、理想的なチームは「1人の絶対的エース」だけではなく、「1人のエースと、日替わりヒーローたち」がいるような状態だと思っています。そういう意味では、今シーズンのコンサドーレは割とその理想に近かったのではないでしょうか。序盤は岡本賢明上里一将松本怜大らの調子がよく、シーズン中盤は日高拓磨砂川誠前田俊介らベテラン組が、そして終盤は奈良竜樹チョ・ソンジン杉山哲ら守備陣が目立ちました。ここにエースの内村圭宏が加わり、そういう意味ではとても理想的で、「良いチームだなあ」とキュンキュンしました。ただし、その良いチームが最終的に昇格できなかったのは、ひとつはエース内村の腰痛にチーム状態が大きく左右される面があることと、前半の守備の不安定さにあったと思います。シーズン終盤の守備陣は非常に良く体を張り、安定感があったので、この辺りが改善されると、来シーズンはもう少し良い順位で終えられるのではないかと期待しています。


今シーズンキュンキュンしたところ3:連携の良いパスワーク
ボランチから勇気のある縦パス、そしてトップ下とサイドハーフサイドバックとの三角形からのサイド突破。今シーズンはそのような場面を多く見ることができました。ユース出身者が多いということもあるのでしょうが、その意思疎通の速さにキュンキュンしました。ボランチにしても、サイドにしても、選手の組み合わせはコロコロ変わっていたのですが、シーズン中盤以降は誰が出てきてもそれほど大きく変わるということはなかったと思うので、練習の中で連携が磨かれてきたのだろうな、と感じました。長いシーズンを戦う上で、層の厚さと連携の良さは欠かせないものでしょうから、来年はこれをまた1から始めるのではなくて、今シーズンの状態から上積みしていくことが求められるように思います。


今シーズンキュンキュンしたところ4:フェホ@水戸
単純にキュンキュンと萌えたという話です。アウェイ水戸戦、同点の後半40分に前田俊介の完璧なお膳立てクロスから逆転ゴールをぶち込んだフェホ。そのままゴール裏にものすごい形相で直行。芝生をかけおりたサポーターと喜びあい、これです。

スネアがタンバリンに見えたよ…wまあ、正直助っ人として「大活躍」というわけにはいかなかったように思うんですけど、今シーズンの心に残るシーンの一つでした。


今シーズンキュンキュンしたところ5:砂川誠の直接FKが年に2回も決まる
我々はそろそろ「壁に当たる」か「宇宙開発」という認識を改めるべきなのではないかと思います。砂川誠は36歳の今日も、進歩を続けているのです。すごいぞ砂川誠キュンキュン。
1本目は第9節、ガイナーレ鳥取戦。2本目は第37節、モンテディオ山形戦。2本ともゴール左側から巻いて、ニアサイドに決まったゴールでした。あの辺りが「砂川ゾーン」なのかな…?


今シーズンキュンキュンしたところ6:ベトナムにおけるレ・コン・ビン人気の高さ
J2は素敵なリアルフットボールリーグではあるのですが、どうしても「地味」「スター選手が少ない」という面はあります。2部なので仕方ないのですが。そんな中、我々がレンタルながら手に入れた「ベトナムのスーパースター」レ・コン・ビン。当初は人気面よりも、単純にサッカーの実力的な面を期待していたのですが、その人気、メディア露出度の多さが今までのコンサドーレではどうやってもありえない、まさに「異次元」。これがスーパースターか、と実感しました。キュンキュンしすぎてドキドキするレベルです。
ベトナムフェスに現れた時の人の群がりようと言ったら。

もちろん、長崎戦のヘディングゴール、神戸戦のPK、北九州戦のFKなど、サッカー面でもここ一番での集中力はすばらしいものがあり、さすがレジェンドは違うなと思いました。来年はぜひ残ってもらって、キャンプから一緒にやるレ・コン・ビンを見たいのですけれども、はてさてどうなることやら。なんとかなってほしいなあ。


今シーズンキュンキュンしたところ7:チーム発信の企画が増えた
今シーズンはOBの野々村芳和さんを社長に迎えたコンサドーレ札幌。今シーズンは除雪ボランティアをしたり、試合ごとの目標人数を設定したり、ローソンで選手プロデュースのパンを発売してもらったり、ビアガーデンでパブリックビューイングをしたりと、チーム発信の企画が増え、「動員を増やそう」と発信に努力している様子が見えます。それに、アウェイのバスツアーを公式ホームページで宣伝してもらったり、社長自らサポーターの集まりに出席して座談会を行ったりと、周りの企画に対し、乗ってくれるところもすごく良くなっていると思います。
クラブとサポーターの距離が近くなっているところは、率直に凄く良くなってきていると思います。まだサポーターの周りに周知が足りていないとは思うのですが…。僕も「ベトナムフェスでコンサドーレの宣伝をしたいので何か送って欲しい」と申し出た所、3日後にはリーフレットがドサッと届き、とてもキュンキュンしました。来年以降も、もっとこういう発信が増えていけば、きっとより良いチーム作りと、札幌市民、北海道民への周知がなされていくんじゃないかと思います。期待してます。