ぉゔぇ記

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【テニス】錦織圭の強さがヤバイ件

 ワイ、テニスも結構好きなんだけど(つってもグランドスラム見るくらい)、錦織圭がATP500のバルセロナ・オープンで決勝に行ったんで、第1セットの途中から見た。

※あまりテニスに詳しくない方に説明をすると、テニスの試合は競馬とかと同じようにグレードがあって、一番グレードが高いのは「全豪、全仏、全英、全米の4大大会(グランドスラム)」、次が「ATPワールドツアー・マスターズ1000」(全9大会)と続き、そして今回錦織が優勝した「ATP500」(全11大会)、その下に「ATP250」(全40大会)、「チャレンジャー」「フューチャー」とあります。

 ソニー・オープン(ATP1000の大会)でフェデラーに打ち勝った時点で気づいておくべきだった。錦織、強すぎw
こんなん日本人ちゃうで、ってサッカーの海外厨みたいなこと言いそうになったわ。2年前くらいと比べたらもう雲泥の差。ストロークでラリーの撃ち合いになったらほぼ負けないの。(もちろんミスでアウトなどはあるが、それは相手も決勝まで勝ち上がってきたプロなのだから当然)全く危なげない。一度も負けそうな感じがしなかった。もちろん相手は決勝まで上がってきたと行ってもノンシードだし、世界ランクも錦織よりずっと下位ではあるけれど、それでもこの安定感は異常である。

 テニス系のスポーツは基本的に自分がミスをせず、相手にミスをさせることを狙っていくスポーツなので(相手にミスをさせやすくするために前後左右に振ったり強打を打ったりするわけである)、自らのストロークで非常にミスの少ない錦織は、間違いなく世界のトッププレーヤーの1人だと実感した。相手からすれば、どこに打ってもコートにある程度強いボールを返してくる錦織圭という選手は恐ろしいものだろう。この試合を見る限り、錦織のストロークの安定感は世界のどこに出しても恥ずかしくない、いや恥ずかしくないなんてものじゃない、ジョコビッチナダルといった化け物を除けば、世界トップクラスで戦える武器である。

 今回の優勝で世界ランクは12位になったらしいが、ここからトップ10ということになると課題はサーブと怪我かなと思う。錦織は身長が178㎝と、世界のトッププレーヤーから見ると明らかに低いので、なかなか強力なサーブを手に入れることは難しいと思うが、ファーストサーブをもっと高い確率で決めていければ、今の威力でも十二分に戦えるはず。強く打つのと正確性はどうしてもトレード・オフになりがちだけれども、どうにか頑張っていただきたい。

 とにかくこの調子が続けば組み合わせ次第では、同じクレーの全仏や今後のATP1000の大会でも大いに楽しみにできると思う。頑張れ!