ぉゔぇ記

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適切な目標設定とそれをちゃんと見せることって大事だよねっていう話

 なんか千葉の方でサポと選手が揉めてて、まあそれについてはどっちの言いたいこともわかったりするのでいい悪いとかいうつもりはあんまりない。ただ結局サポとクラブの間で目標設定についての認識のズレがあるんだろうな、とは感じたりする。

 今年の札幌なんてのは摩訶不思議な力によって先制したら勝率95%とかホーム23試合負け無しとかよくわからない、黒魔術でも使ったんじゃないかみたいな数値が出ているのでなんかエラい強くて目下のところをJ2首位を快走中ではあるものの、シーズン当初の目標としては「昇格プレーオフ出たいね」であった。つまり最初から自動昇格はサポーターの頭のなかにはあんまりなくて、だからこそ内容がクソだろうがなんだろうが首位だからすげーすげーすげー言ってるわけであって。クラブとしてもここ数年はそういう目標で、ノノ社長からは「昇格争いに絡みたい」という話はシーズン前に聞いた覚えはあるけども、「絶対自動昇格」「J2優勝」なんて話は聞いてない。


 一方千葉はどうなんだろう、と思ってみる。サポじゃないので間違ってたら門外漢として許してくれ。だけど、シーズン前にまるごと選手を入れ替えて、わりと「本気」っぽいところを見せたわけで、たぶんサポとしては出来れば自動昇格争い、なんだかんだでプレーオフは必至、くらいの目標だったんでないだろうか。対してクラブとしてはどのような目標設定だったのか。おそらく外部には、「J1昇格を目指して」なんて言っていたんではないだろうか。そうするとサポとしてもその気になるので、よっしゃ昇格だ!1位2位3位4位くらいまでを目指すぞ!!となるもんだと思う。

 しかし客観的に見たときに、千葉は2015年J2で9位のチームだ。実はコンサドーレ札幌と勝ち点は同じなのである(得失点差で千葉が1つ上)そうしたときに、果たしてクラブとして(一番の心理的な支援者である)サポーターに「J1昇格ですよ!」みたいなことを言うと、現実と乖離が起こるのではなかろうか。現実と乖離が起これば、不満はその分だけ増す。もちろん外の人間に、「いやー正直プレーオフ行ければいいとこだと思ってます」とはいいづらいのはわかる。だけどサポーターはそういうのを正直に言って欲しい連中だと思う。プレーオフが一杯一杯だと思うのなら、チームとして例えば9位や10位でも、「まだ5位6位のチャンスは有る、次やろうぜ!」って言うもんじゃないだろうかね。

なーんてことを思ったりしました。ま、どうでもいいけどね…