2019年J1リーグ第1節 湘南戦プレビュー
- 主な新加入選手
指宿洋史（←千葉）
武富孝介（←浦和）
中川寛斗（←湘南）
古林将太（←仙台）
フレイレ（←清水）
レレウ（←アトレチコMG〈ブラジル〉）
デュマス（←フラメンゴ〈ブラジル〉）
松原修平（←群馬）
- 前年対戦成績
第7節 札幌1－0湘南 都倉
第30節 札幌2－2湘南 ジェイ チャナティップ
- 雑感
いよいよ今週末が開幕戦ということで、今年は少しこういうプレビュー的なものを書いていこうかなと思いました。
長いキャンプ途中なこともあり、なかなか開幕戦とは相性が悪い（J1では2001年以外は勝てていないんだそうですが）札幌の今年の開幕戦の相手は湘南ベルマーレ。昨年のルヴァンカップウィナーです。チョウ・キジェ監督就任から8年目。クラブ規模からJ2降格もありますが、切り替えの早さと最後まで走り切る点では一切ブレずに「男臭い」サッカーをやってくる印象です。今年は武富、中川、古林など以前湘南で活躍した選手たち、また衰えの見え始めたアンドレバイアに代えて清水から高さと配球力のあるフレイレ、やや層の薄かったセンターフォワードには千葉から身長195㎝の超大型FW指宿らを獲得しました。開幕戦なので、どのようなスタメン、どのようなスタイルで来るかは不明瞭な部分が大きいものの、今までと変わらず切り替えの早い、パワフルなサッカーで戦ってくることでしょう。
対する我らが札幌もペトロヴィッチ監督2年目。前年はおっかなびっくりパスをつないだり、そもそもつなげなかったりした開幕広島戦でしたが、前年を経験した選手たちが多く残る今年はそれはないはず。前年4位の自信を胸に湘南と真正面からぶつかることになります。
札幌は2節に浦和、3節に清水。一方の湘南は2節東京、3節が鹿島。ともに強敵が続くスタートになっているだけに、どちらも初戦で勝ち点３を奪いたいところ。切り替えの早さとそこからどれだけ決定的な攻撃を繰り出せるか、また守れるかが勝負になる試合です。
- 湘南の要注意選手
山根 視来
ドリブル突破とそこからのパスが得意な「超攻撃的右ストッパー」。
札幌の左ストッパーは福森で、持ち上がった裏にスペースが開くだけに、彼が切り替えの早さからその裏を突いてくるような攻撃をしてくるなら、札幌にとって脅威となるでしょう。
