ぉゔぇ記

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今年、この時君は輝いていた!―2014札幌ゴールを振り返る―

 何せ今年のコンサは一度も昇格プレーオフ圏内に入ることのない、実にパッとしない一年だったものですから、果たしてConsadole Advent Calendarに何を書いていいものか。と思っていたのですが、やはりダメな一年でしたから、最後くらいは気持ちよく終わりたい。そういえば、数少ない素晴らしい話題といえば、都倉選手がJ2ベストゴール賞をもらったこと。それだ!ということで、今年の札幌のゴールを振り返ってみることにしました。
 コンサドーレは今年リーグ戦48ゴール。14得点の都倉選手を筆頭に15人の選手がゴールを決めました。時間とブログの量の関係上、48ゴール全部というわけにはいきませんので、決めた15人のそれぞれの『ベストゴール』を僕のコメントとともに振り返ります。得点した時間などは、コンサドーレのホームページに載っている時間にしました。ベストゴールのところをクリックすると、Youtubeに映像があるものは、そちらに飛ぶようにしましたので、是非そちらも見て、そういえばこんな試合もあったなー、これ結構良いプレーだな、いいゴールだなあ、と今年を振り返っていただければと思います。

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チーム内得点ランキング10位(1ゴール) 6名

選手名:河合竜二 ベストゴール:第23節 アウェイ愛媛戦の1点目(20分)
 河合選手のゴールと言われてどの試合かパッと思い出せなかったのですが、あの大逆転愛媛戦の1点目でした。ショートコーナーから小野選手のクロスが相手GKが弾かれたところを、河合選手がスライディングで押し込んだゴール。反応の早さが見事ですね。河合選手が怪我でいない間に守備陣の統率度合いがやや落ちるのを見て「やっぱり河合の存在は大きいのだなあ」ということを感じさせました。ラインのちょっとしたところの上げ方とか、奪いに行くところと行かないところの判断とか、そういうのがぜんぜん違うんですよね。来年は是非、1年通して元気でいてほしいものです。


選手名:櫛引一紀 ベストゴール:第23節 アウェイ愛媛戦の3点目(90+5分)
 櫛引選手のは上の試合を思い出すときにすぐ頭に出てきますね。櫛引選手のJリーグ初ゴールが、こんな劇的で、こんなゴラッソになるとは。同点においついただけでもまあまあ満足していた試合のラストプレー、コーナーを直接左足で合わせてズドン。スーパーです。なおこのスーパーゴールによって本来もっと前にクビになっても良かったZ前監督の首がつながりました。そういう意味ではゴラッソであると同時に、やや罪深いプレーですw櫛引選手は、今年は守備陣に怪我人が出た時に便利屋的に使われる度合いが強かった気がしていますね。もちろん彼に高い能力がある故なのですが、来年は是非、便利屋的にではなく、スタメンを奪い取るくらいに頑張ってもらいたいですね。


選手名:小山内貴哉 ベストゴール:第20節 ホーム岐阜戦の1点目(24分)
 Jリーグ初ゴールといえば、小山内選手もそうでした。こちらは割とハッキリ覚えています。荒野選手の横パスに走りこんできた小山内選手が右足でおもいっきりネットにミドルを突き刺しました。右サイドバックなのになんでそんな高い位置にいたのか、という感じでもありますが、素晴らしい。小山内選手は今だから言えますが、2012年ユースからの昇格組の5人(荒野、奈良、榊、前貴、小山内)の中では、ユース時代の僕の評価はもっとも低い選手だったのですよ。いや他の4人がちょっとユースでは化け物過ぎたのもあるんですけど。それでよく上がってきたなあ、っていうかよく上げたなあ、という感じだったのですが、3年目の今年の開幕戦、CBでジュビロを完封した試合にしても、この初ゴールにしても、試合に出てきてそれなりに活躍するのを見ると、私の見る目が間違っておりましたすいませんでした、という感じですね。ほんと、よく成長したなと思います。わりと負傷離脱が多い気がするので、来年は怪我をせず、なるべく多くの試合に出られるようにやってもらいたいです。


選手名:チョン・ソンフン ベストゴール:第20節 ホーム岐阜戦の3点目(90+1分)
 その小山内選手がゴールを決めた試合も、Z前監督の今年の試合を象徴するように、守備陣が安定せず、2点のリードを追いつかれてしまうのですが、最後の最後に彼が決めて勝つことが出来ました。アディショナルタイム、小山内選手からのフィードを、DFがクリアしようとしてうしろにヘディングしてしまい、そのこぼれ球に素早く反応したチョン・ソンフン選手が左足でぶち込みます。いいゴールですね。相手が触ってなきゃオフサイドな気もしないでもないですけど。かつて所属していた韓国代表DFと名前が似ているだけでなく、バルバリッチ監督になってから出番がなくて、退団が決まってしまった彼ですが、ロングボールを収める技術はチームでもトップクラスではなかったかと思っておりますので、是非新天地でも頑張ってほしいです。


選手名:ヘナン ベストゴール:第15節 ホーム水戸戦の4点目(90+3分)
 ヘナン選手は技術のある、結構いい選手だったと思うんですが、左利きであんまり守備しなくてスプリント力はあんまりない、みたいなところが前田俊介と被ったのかしら、あまり出番がなかったですね。個人的には彼をもっと活かして欲しかったです。その唯一のゴールがこちら。上原(慎)選手が自陣から対角線にフィードを送ると、抜けだしたヘナン選手がドリブルから左足でシュートフェイントを入れて左足でそのままチョンと浮かしてゴール。この左足でシュートフェイントしながらその直後に左足を使うところがレフティー。意地でも右は使わんぜ、みたいな。素敵。もっと見たかった。


選手名:宮澤裕樹 ベストゴール:第22節 ホーム大分戦の1点目(57分)
 我らが10番宮澤裕樹選手の今年唯一のゴール。もっと決めてくれ。5点位は。技術も高いし、ドリブルなんかでいいとこまで上がってきて、最後の最後ボールコントロールをちょっとミスって止まってしまったところでシュートが打ちきれないことが多すぎると思うんですよ。それが改善されたらJ1間違いない、くらいのとこまでは来たと思うんですけどね。ただこのゴールは素晴らしいですね。僕がすっごく好きな形です。荒野選手が高い位置で奪ってドリブルでしかけ、裏に抜けた内村選手にスルーパスを出し、その内村選手がGKとDFの間に絶妙なクロスを入れ、ファーからニアへ苦手なダッシュで走りこんできた宮澤選手が左足で合わせる、と。見事です。こういうのもっといっぱい見たいなあ。やっぱり宮澤選手はチームとしていい状態だとすごくよく見えるというか、実際彼のプレーは波は少ないと思うんですけど、札幌に数少ない「1つ先を見てプレーしている」選手ではありますよね。ところでこの試合、小野選手のデビュー戦だったのですが、最後の最後ラドンチッチにヘディング決められて引き分けたやつですね。けっ


チーム内得点ランキング9位(2ゴール) 1名
選手名:パウロン ベストゴール:第16節 ホーム福岡戦の1点目(90+3分)
 終盤になってメキメキとうまくなり、あとついでに今年はあんまり別メニューでもなくなり、いよいよ育って曽田ってきた感のあるパウロン選手。2ゴールあったのですが、厚別開幕戦での劇的同点ゴールを選びました。1点ビハインドのアディッショナルタイム、砂川選手のフィードに上原(慎)選手が頭で落として、上がっていたパウロン選手が痛烈ボレー!ゴラッソ。相手DFにあたってなければどっか枠外(左の方)にぶっ飛んでった可能性も65%くらいあるような気がするんですが、知らん。すごいものはすごいんだ。彼がいい選手になってきた、成長してきた、というのが今年数少ない明るい材料なのではないかなあと思います。前にロングボールしか蹴れなかったはずなのに、いつの間にかグラウンダーで楔のパスとか出せるようになってますし。去年のオフ残すって言ってた時はマジかよ感がすごかったので、今年はずいぶん地位も上がったものです。外国人で唯一残るんだもんね。


チーム内得点ランキング6位(3ゴール) 3名
選手名:石井謙伍 ベストゴール:第37節 アウェイ富山戦の1点目(50分)
 石井選手については、みんなの期待値が高すぎたというか、今年のはじめに「サポーターの期待する選手第1位」みたいなのに選ばれててうーんと思わないでもなかったですけどねwまあその期待値の高さの割にはアレな1年だったと思うんですけど、もともとこんなもんだろ、という気もします。両サイドできるし、便利だと思うんですけどね。
まあその石井選手が、結婚を発表した直後のこの試合がもっとも輝いていたことは言うまでもなく。ゴールだけでなく、この試合全般にわたってとても動きが良かったことを覚えています。上里選手の左足のフィードを、裏に上手く抜けて受け、角度のないところからきっちり決めてくれました。ナイスゴール。こういう、ワイドから決める、というのがバルバリッチ監督の目指すところでもあったということなので、まさしく理想を体現したゴールであったと言えましょう。外から中に入ってきて決める、というのは元FWの石井選手だから出来るところもあると思うんで、もっとこういう場面をみたいです。ちなみに石井選手の残りの2点は、PKと、シュートのこぼれ球を押し込んだやつです。


選手名:荒野拓馬 ベストゴール:第20節 ホーム岐阜戦の2点目(71分)
 荒野選手も、評価の難しかった、はっきりと言えば物足りなかった1年ですね。2年目の昨シーズン、主力として定着し五輪代表にも定期的に選ばれ、今年は個人チャントを作ってもらったのですが、終わってみれば負傷もあり、得点数も去年に1点及ばない3得点となりました。まあ、24試合出場3得点で、「物足りない」と言われるのは期待の表れでもあります。もっと出来るだろ、バリバリやれるだろ、と。と言って確認していたら、実は3試合連続ゴールを今年決めていたんですね。18、19、20節で。今回選んだのはその3試合目です。ここで調子乗ってきたと思いきや、そのまま最後までゴールがなかったのか。物足りなさを感じる原因はそれかもしれませんね。
それはさておき、このゴールもいいですね。荒野選手っぽい、と思います。彼が優れているのはやはりプレーに落ち着きがあること、狭い局面でも1人で打開できる技術があることの両方だと思うのですが、このゴールなんかは彼の技術がハッキリ見えますよね。砂川選手のフィードに胸トラップで相手をかわすと、出てきたGKと寄せてきたDFをはっきりと見て、左足で軽く浮かして簡単に流し込んだ。素晴らしい。目の前に相手がいたら焦ったりして空いてるところを見つけられない選手もいる中で、彼はそこにボールをコントロールする技術がある。これは本当に特筆すべきもので、彼が五輪代表でも何かを残せるとすればそういう場面が訪れた時になるでしょう。来年は是非、5得点以上を目指してください。


選手名:上原慎也 ベストゴール:第28節 ホーム栃木戦の1点目(50分)
 上原慎也選手は、負傷で離脱してしまったのが痛かったです。彼のスプリントがあれば、もっと得点が取れただろうに、という場面も終盤戦には結構あったような気がします。とはいえ、素晴らしいのは上原慎也選手は札幌に来て6年目となるのですが、2010年以外は毎年複数得点決めていること。今年はそんなにかっこいいゴールはなかったのですが(こぼれ球を当たったのか当たってないのかよくわからない感じで押しこむなど)、このゴールは素晴らしかった。前田選手のパスを受け、左から中に切れ込んでペナルティーエリアの角から巻いて、見事に決めました。この試合札幌は全体的に流れが良くなく、こじ開けることが出来ず、そんな中でこの素晴らしいミドルが決まって、札幌が何とか引き分けたという試合だったはずです。上原慎也選手に求められているのは、まさにそういう「どっちに転ぶかわかんないしこっちのエースFWも封じられているんだけど」な状況で流れを力技で変えるプレーだと思うので、アキレス腱がつながって復活したら、ぜひまたそういうプレーをして欲しいです。


チーム内得点ランキング3位(4ゴール) 3名
選手名:上里一将 ベストゴール:第34節 アウェイ松本戦の2点目(24分)
 上里選手は、今年もシーズンを通して活躍したといえますね。すっかり札幌の中心軸となりました。ある意味サポーターが入団時思い描いていた姿なんじゃないでしょうか…?アシストということも考えれば、おそらく上里選手か砂川選手が、札幌のゴールに最も多く絡んでいるのではないかなと思います。去年の方がサポーターへの衝撃度は高かったとは思うのですが、今年はそうでもないのはみんな「レベルの高い上里一将」を見慣れてしまったから。贅沢な話です。その上里選手のベストゴールとして選んだのは、11月の月間ベストゴール(磐田戦FK)ではなく、松本戦の方。現地で見た方を選ばせてもらいました。だって磐田戦の方は、あの辺から狙えば調子よければ大体枠のきわどいとこ行くのはサポーターならわかってるでしょ、あれカズゥ得意な角度よwむしろ逆方向から決めたこっちのほうが偉い。あとは個人的には後ろからダーッと走ってきて押し込んだ水戸戦の3点目なんかも後ろから猛ダッシュで走ってくる上里選手がかっこいいなと思うのですが、シュート自体はなんかダサいので却下。来年も札幌の中盤の中心として、頑張ってもらいたいです。


選手名:砂川誠 ベストゴール:第21節 アウェイ長崎戦の1点目(14分)
 砂川選手は、グロインペインで離脱してしまったバルバリッチ期は試合に絡めませんでしたが、前半戦は攻撃の中心のひとりとして期待に応える活躍をしてくれました。開幕磐田戦のフリーキックも素晴らしいゴールだったのですが、ここはあえて今年唯一FKでないゴールを選んでみます。(てかフリーキックで3発も決める砂さんとか砂さんじゃないなにかだと思うんだけど)こういうショートカウンターみたいなのやっぱりいいよなー(完全に個人の好み)。上里選手と荒野選手が挟んで奪って、宮澤選手にパス、宮澤選手がワンタッチで走りこんできた砂川選手にスルーパスを出し、落ち着いて浮かしてゴール。わかるか彰吾、必要なのはこの落ち着きだよ!ボールを奪った瞬間にはもう走りだしている守→攻の切り替えの早さ、ボールが来たら落ち着きを持ってプレーする。オフ・ザ・ボールもオン・ザ・ボールも、両方とも質の高い砂川選手らしいファインゴールです。来年あたりは出来ればスーパーサブみたいになって欲しいんですけど、まだまだ砂さんにおんぶにだっこ、な札幌の可能性のほうが高い気もします。


選手名:前田俊介 ベストゴール:第33節 ホーム岡山戦の2点目(30分)
 来ました我らが前俊!諦めない!
 前田選手は、監督が変わってどうなるかと思ったりもしたのですが、結果的に監督交代後も先発で出ることがほとんどでした。なんだかんだであの技術の高さ、また最近はオフ・ザ・ボールの動きも比較的多くなりましたし、守備も苦手なりに頑張って戦おうとしているところが見えるので、そのあたりが信頼されている理由でしょう。その中で、前田選手のベストゴールとしては左足ではなく右足で決めたシュートを選びました。ロングボールを中原選手が落としたところを、奪って右足で強烈な一撃。GKが頑張っても取れないところ、トップコーナーに決めてきました。ゴラッソ!さすが、てか右足のほうがシュート上手かったりしますよね。もともと右利きのはずなのに左足があまりに上手いからWikipediaウイイレにまで左利き扱いされてるラウールみたいだな!前俊は札幌のラウールなんや!(錯乱)
来年はナザリト選手という強力なライバルも来ますが、前田選手の出番は必ず準備されていると思うので、そこでらしいプレーを存分に披露してもらって、あと出来れば中原選手にアシストしてあげてください。来年こそ…w


チーム内得点ランキング2位(5ゴール) 1名
選手名:内村圭宏 ベストゴール:第4節 ホーム北九州戦の1点目(13分)
 内村選手って今年5点も決めてたのか、という感じがしますね。調べてみたら宮澤選手のシュートがゴール30cm前で尻にあたって入ってゴールになってるのもあるから実質4点だな。とにかく今年は最後まで内村選手らしい形を作れずに残念だったと思います。彼はわりと波が激しくて、決められない時は本当に決められない。ケチャップが詰まっちゃってる状態ですよね。その中で数少ない「らしい」形が出たのがこのゴール。砂川選手のスルーパスに対して、サイドに流れながら裏に抜け、角度のないところからシュートを流し込んで決めました。お見事!サイドへの裏抜けは実にらしいですし、角度ないところから体開いて右足で決めるのは相当上手いんですよね、内村選手は。もっとガンガン狙ってっていいと思いますよ。打てば入る!前田選手と同じく、来年はナザリト選手という強力FWがいるので、ポジション争いは大変だと思いますが、今季終盤はサブで運動量多い役目として使われていて、その中でサイドを切り裂いて裏を狙うなんて場面はそれなりにあったと思うので、来年もそういう場面で結果を出して、先発でエースに返り咲いてほしいものです。


チーム内得点ランキング1位(14ゴール) 1名
選手名:都倉賢 2ndベストゴール:第37節 アウェイ富山戦の2点目(83分)

 都倉選手は監督が変わった影響を一番大きくプラスの方向で受けた一人です。28節(Z前監督時代)まで、28試合で3得点なのですが、そのあとの14試合で11ゴールの荒稼ぎ。シーズンラスト3分の1に限って言えば、間違いなくJ2トップのスコアラーだったと思われます。そんな都倉選手のベストゴールは言うまでもないでしょう。2014シーズンのJ2ベストゴールです。ということにしようと思ったのですが、それは当たり前すぎるので別のゴールを選びました。あっちは殿堂入りってやつです。
このゴールは、菊岡選手が素晴らしいドリブル突破から、美しいスルーパスを通し、都倉選手が力強く相手に競り勝って左足で綺麗に流し込んだ、実に都倉選手らしい、パワフルで美しいゴールです。チームとしても先制後、なかなか好機を決めきれずにいた中で、ようやく決めてくれて助かった場面だったと記憶しています。頼りになる、得点の欲しい場面で決めるのが「エース」なら、都倉選手は間違いなく今シーズンの札幌のエースでした。あっぱれ!

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 ここまで見てきて、割と面白いことに気づいたんですが、バルバリッチ体制になってから、前田、内村、石井各選手が1点ずつ、上里選手がFKを2発決めたほかは、都倉選手しかゴールを決めてないんですね。つまり今年ゴールを決めた15人中、10人はバルバリッチ体制になってからゴールを決められていないということです。そこには負傷などの理由もあるのですが、エースFWがしっかり固まって、みんなが彼に得点を取らせる体制が出来上がったとも言えますし、逆に都倉選手がゴールを決められなければ、札幌は無得点となってしまう可能性が極めて高い、という話でもあると思うのです。財前監督時代には、逆にこの15人全員がゴールをしているので、良く言えば「誰がゴールを決めてもおかしくない、相手にとってつかみどころがない攻撃」であったと言えますし、逆に「チームとしての形が出来ていなかった」ということも出来ると思います。理想型としては、やはりそのミックスですよね。エースが得点を量産するけれども、他の選手もゴールを決めるよ、という状態。そうでなければ、都倉選手という個人の調子にチームが大きく左右されすぎることになってしまいますから。来年もバルバリッチ監督が続くならば、是非そのあたりを改善していってほしいなと。それができなければ、昇格争いに絡むことも難しくなってしまうと思います。


 最後に、真のベストゴールおいておきますね。

やっぱ凄すぎる…w