偉大なるマンネリを打破せよ

　今年も年末がやってきて、AdventCalendarの季節（アヤさんいつもありがとう）。昨日の夕方まで今日締め切りってのを忘れておりまして、書くネタも特にないので、なんとなく最近思ってる危機感というか課題というか、来年変わっていけばいいなという感じの真面目なエントリにしようと思っています。

　最近はコロナもあってコンサ的にすごく大変な状況が続いていると思うんですが、チーム成績自体は安定していて、10位（2019）→12位（2020）→10位（2021）という状態で3年間を過ごせています。シーズン全体を通してみたときには降格の心配も特になく…

　こういう状況、予算規模的には妥当なところなんだろうと思いますし、選手がどんどん抜けていく中でこれをやれているのはすごいのかもしれないし、それこそ7～8年前、あるいは15年くらい前とかを考えたら夢のような話ではあるんですが、自分は最近この状況が続くのは贅沢な話ではあるけれど本当に良くないなあ、という風に思っています。

　何が良くないかって、とにかく「クラブとサポーターが共有できる目標」がないことなんだと思うんです。例えばJ1に絶対昇格したいとか、死に物狂いで何をしてもいいからJ1に残りたいとか、ルヴァンで準決勝くらいまで進んだ時は「決勝に行く、タイトルを取る」とか、それこそチームが一丸となって達成する目標が我々にもわかりやすく、共有できるものだったと思うんですね。

　翻ってこの2年くらい、なんとなくJ1残留は出来ているし、かといってカップ戦なんかもそこそこは勝つけどタイトルが狙える位置まで行けるわけでもなく。共有できる目標がないので、個々人で思うことがバラバラなのは否めないですよね。J1残留は確かに達成すべき目標ではあるけれども…選手はシーズン前は「タイトル」とか「ACL」とか言いますが、それならもっと勝ちにこだわっている姿勢を見せてほしいし、そういう試合が出来ていない状況（内容重視？というほど内容も素晴らしいとも言えない気はするのですが）では我々も本気でACL行くとかタイトル取るとかは言えませんし、正直予算規模的にはJ1で上から3番以内に入るというのはかなりの奇跡的な状況が発生しないと難しい…

　繰り返し言いますが贅沢な悩みではあるんですよ。ただ、ファンとクラブが何らかの（難しいが達成可能そうでもある）目標を立て、それを達成していくために選手スタッフは現場を頑張り、我々は応援を頑張り、クラブは金集めを頑張る、みたいな先にしかより多くの人を巻き込んでいく力はないと思うし、その先にしかACLだのタイトルだのの本当の目標はついてこないような気がしているので。

　すごくとりとめもないエントリになってしまったけど、そういう不安感みたいなものをすごく感じていますよ、みたいなことは共有したかったのです。読んでいただいてありがとうございました。