ぉゔぇ記

好きなことを好きなように書きます。

2019 J1リーグ第4節 鹿島アントラーズ戦プレビュー

  • 主な新加入選手

白崎凌兵(→清水)

伊藤翔(→横浜FM

ブエノ(→徳島)

平戸太貴(→町田)

 

  • 前年対戦成績

第5節 鹿島0‐0札幌

第27節 札幌0‐2鹿島

 

  • 対戦相手のここまでの成績
リーグ戦 1勝1分1敗 3得点3失点
ACL 1勝1分 4得点3失点
 

 

  • 雑感

 

 2試合連続アウェイだったコンサドーレは、2試合連続のホーム戦。今節の相手は相性が最悪に近い、Jリーグの常勝チーム鹿島アントラーズです。リーグでは開幕こそ大分に敗れたものの、2試合目は川崎に引き分け、3試合目は湘南に勝利、と少しずつ調子を上げてきています。
 札幌の鹿島との相性の悪さは言うまでもありません。これまでにわずか1勝。まあ基本的に我々がエレベーターチームで向こうは優勝争いをするチームだったというのも大きいとは思うのですが、それにしても勝てない。去年のアウェイ戦なんて完全にうちのゲームで、昌子がハンドしてくれたのに審判に見逃されて引き分けになるくらいですからね。単純に鹿島が強いとか札幌が弱いとかそういうものを超越した感じも受けなくはないです。
 何せそんなチームが相手ですから、ここ2試合の破壊力のある札幌が本物なのかどうか、という意味では絶好の相手だと思います。思い返せば、去年もその勝てなかった鹿島との試合で「札幌らしい試合」が出来たところから快進撃が始まったのでした。今年も同じように波に乗っていければ最高ですね!
 

 

  •  鹿島の要注意選手

 

DAZNプレビューでも取り上げられたように、今季マリノスから移籍してきた元和製アンリの異名を持つ万能FW。実際にはアンリのようなスピードを活かしたドリブラーというよりは、泥臭い仕事をたくさんする中でチームにチャンスを作り出していくタイプの選手。特に川崎戦では押し込まれた展開の中、ワンチャンスで得点。これまで様々なタイプのサッカーにチャレンジしてきて、選手としての幅が広い状態で鹿島に移籍してきて、まさに花開いている感じがします。

 

こんな時どういう顔をすればいいのかよくわからないの

 前日レビューに書いたホーム開幕の勝率の悪さなど全く相手にせず清水に圧勝。圧勝とか快勝とかいうと湘南サポの大臣みたいだけど、圧勝とか快勝とか以外の言葉が見つからない。見つかるけど、完勝とか…?いやね、見てるほうがびっくりしてるんですよね、浦和戦と清水戦は。そりゃエメと播戸で14連勝したこともあれば、雨の厚別で徳島に6対1で勝ったこともありますよ。ただ2試合連続でこういう試合をしたってのは記憶にないんですよね。一方的に寄せ付けず、相手をただ壊して勝つという。なんなんだこれは。

 

 たしかに浦和も清水も調子がよかったとは言えないとは思うんです。引きこもって守るとかもしてこなかったし。だけど、札幌が今素晴らしいことも間違いないと思う。相手のちょっとした隙を普通につくことが出来るチームになっている。昨日の3点目なんて、相手が後半開始で気合入って取りに来たところを全部裏返して後手後手にさせて点とってる感じじゃないですか。

 

 いろんなサポーターと話しても、みんな「まだ試合についてよく整理できていない」「むしろボール回されてる時の相手のサポーターきつそうだなとか思った」「何か変な夢を見ているのではないか」などなど…いやそうだよな!そういう経験がないんだよ!!

 

 こうなってくると今後は相手が札幌対策をもっと露骨にしてくる可能性はあります。そういうところを乗り越えてこそ、「世界で戦える」チームになると思います。今のこの状態だけでもなんかすごいんだけど、まだまだ上はあります。俺たちが知らないだけで。鹿島だって浦和だってガンバだって川崎だってきっとこういうところを通ってチャンピオンになったりしてるんだろうと。見たことのない景色を、感じたことのない気持ちを、共有していこうじゃないですか。いつかこれが日常になるかもしれないし、ただの思い出話になるかもしれないけど、きっと今のこのチームにはその価値があるから。

2019J1リーグ 第3節 清水エスパルス戦プレビュー

  • 主な新加入選手

 

ヴァンデルソン(←アトレチコ・パラナエンセ〈ブラジル〉)
ヘナト・アウグスト(←SEパルメイラス〈ブラジル〉)
エウシーニョ(←川崎)
中村慶太(←長崎)
高木和徹(←千葉)
 

 

  • 前年対戦成績

 

第3節   札幌1-3清水 ジェイ
第24節  清水1-2札幌 宮澤 都倉
 

 

  • 対戦相手のここまでの成績

 

リーグ戦 1分1敗 3得点5失点
ルヴァン杯 1敗 1得点2失点

 

 

 

 

  • 雑感

 

 そんなこんなで、ホーム開幕です。相手は去年と同じく清水エスパルス。去年はなんでしたっけ、駒井のクロスにジェイが完璧に合わせてめちゃくちゃかっこいい先制点が決まったのは覚えてるんですけど、それ以降の記憶がなぜかありませんね。
 清水は前年後半戦はかなり好調でした。今年もヤン・ヨンソン監督を継続し、ドウグラス北川の強力2トップにJリーグトップクラスの右サイドバックエウシーニョまで獲得したのでとんでもなく強いんじゃないかと思わされたわけですけど、そのドウグラスエウシーニョが離脱中なこともあってか今のところ良い結果は出ておりません。が、エウシーニョは今節から戻ってきて、去年の慣れ親しんだ4バックに戻してくるという情報もあり、今季初勝利をつかみにやってくるでしょう。
 
 一方の札幌は、リーグ戦前節はパーフェクトな勝利、ルヴァンカップでも控え組が非常に強いマリノス相手に引き分け、さらに長い長いキャンプを終えてようやく札幌に代えることが出来て、好材料しかそろってないように感じます。が、なんと札幌のホーム開幕戦は10年連続で勝利していない(前回勝利が2007年鳥栖戦、藤田征也が左足で決めた試合ですね)という非常に縁起の悪いデータもあったりします。開幕戦負けるのはデフォルトだと思ってたけど、それ以上にホーム開幕のほうが鬼門だったのか。知らなかった。
 
 そのような非常に困ったデータもありながらも、前節見せてくれた素晴らしいサッカーを思うと期待に胸が膨らみます。勝利をもぎ取って、チームの好調を継続していきたいものです。
 
 

 

  • 清水の要注意選手

 

 中村慶太
パス、ドリブル、シュートと全方面に優れたアタッカー。ゴール前にいても、サイドにいても相応の働きをするので、彼と北川のラインには常に注意が必要だろう。前節は高速クロスにしっかり足で合わせて得点している。