ぉゔぇ記

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サッカードラフト会議2018 MTコンサネコの戦略と結果

こちらを読んで影響されたので同じく12月23日のサッカードラフト会議について自分も書いてみます。長くなりましたんでお暇な時間に。

do-8reyspurs.hateblo.jp

・コンセプト

次世代の三浦俊也サッカーを見せられるチームにすること。

 

・リストアップ

 お話を受けたのが10日ほど前。そこからいろいろとウダウダしながら考えて、まずFW30人、サイドハーフ・攻撃的MF30人、ボランチセンターハーフ30人、サイドバック30人、センターバック30人、GK10人の160選手をビッググループとしてあげました。海外の選手も多少はこの時考えたのですが、五大リーグ以外にあまり詳しくないのでオランダとベルギーの数名をあげるにとどまりました。そこから約半分に絞り込んで、前日の段階で82名をドラフト候補としてピックアップしました。また、理想の三浦俊也サッカーを見せるためには身長は絶対条件なので、よほど優れている選手以外は175cm未満の選手は除外しました。

 

 FW…センターフォワードセカンドトップにタイプを分ける。どちらも一定以上の守備力とボールキープ力が必要で、どちらかがやや不足している場合は圧倒的な得点力が必要、というイメージ。センターフォワードはさらにポストプレーも優れていると良い。セカンドトップ三浦俊也サッカーではもっとも攻撃力が高い選手を選べるので、セットプレーのキッカーも含めて選考。

主なリスト入り…ジョー、ファンウィジョ、パトリック、ドウグラスフェルナンド・トーレス家長昭博本田圭佑渡辺千真、鎌田大地、山村和也伊藤翔など

 

 サイドハーフ…ここは片方を技術重視、もう一方を運動量重視にするのが三浦俊也サッカーの常道。イニエスタを取るならここかセカンドトップのどちらかに置きたい。もちろん原口元気のように技術もありかつ運動量も豊富な選手が取れるなら最高である。また、基本的にはドリブルで相手と1対1勝負をしたら勝てるような選手を取りたい。クロスが上手ければなお良い。

主なリスト入り…イニエスタ原口元気、伊東純也、水沼宏太、遠藤渓太、蜂須賀孝治チャナティップ、ミッチェルデューク、大津祐樹など

 

 センターハーフ…ここもボール刈り職人と、そこまでではないがしっかりとした守備力兼技術のあるタイプの両方を揃えるのが常道。もちろん両方をハイレベルで揃えられるなら最高だが、そういう選手はなかなかいない、日本代表ですらどっちかだったりするのだから。

主なリスト入り…今野泰幸、守田英正、青木拓矢三竿健斗長谷部誠エドゥアルド・ネット、レオ・シルバなど

 

 サイドバック…最近Jリーグで流行りの技術メインのサイドバックは今回はお呼びではない。しっかりとした守備力があることが第一条件。となると非常に人数は少なくなってしまうので、センターバックで技術があるタイプや攻撃力の高いタイプもここに入れるのが良いだろう。

主なリスト入り…立田悠悟、伊野波雅彦、進藤亮佑、福森晃斗、原輝綺、松原后など。

 

 センターバック…とにかくヘディングが強くて跳ね返せることが絶対条件。足元の技術はあればあるに越したことはない。とにかくヘディングと1対1に強いやつ。

主なリスト入り…吉田麻也、マテイ・ヨニッチ、渡部博文植田直通昌子源槙野智章、ファビオ、鈴木大輔など

 

 ゴールキーパー…シュートストップが上手ければよいが、できればそれなりに足元もあると良い。まああまり前に飛び出しすぎないのが良い。

主なリスト入り…ランゲラック、林彰洋権田修一など

 

 監督

三浦俊也一択、といきたかったが、大宮サポのおーつきさんが競合することは十分考えられたので、宮本恒靖、ヨンソン、オリヴェイラなどもリストアップ。

 

・ドラフト戦略

 3位の監督指名解禁で三浦俊也を指名することは決定しているので、1位と2位が勝負です。そうすると、実は三浦俊也サッカーにマッチしている選手がリストの中に極めて少ないサイドバック(最終的にサイドバックのリストに乗ったのはわずか9名でフィールドプレーヤーで最少)は絶対補強すべきポジションであることが明らかになりました。そこで1位候補に躍り出たのが質が極めて高く、両サイドバックが出来る酒井宏樹。また、質の高いセンターバックも絶対にほしいので、吉田麻也。さらに彼がいるだけでチーム力が10%はアップすることが確実なイニエスタ、もしくはトップ下のポジションでボールの起点に必ずなれる家長昭博。この4名を1位候補としました。

 おそらくこの4名は1位指名で消えることが予想されたので、2位指名ではGKかファンウィジョのどちらかを獲得することと決定しました。

また各ポジションの中で1位、2位候補以外では

FW…イバルボ、大迫勇也

MF…イニエスタ原口元気

DF…冨安健洋、槙野智章

GK…ランゲラック、ク・ソンユン

を重点獲得候補としました。

 

・本番

 1巡目

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 ギリギリまでイニエスタ酒井宏樹で迷ったのですが、イニエスタは競合必至だったので一本釣りを狙い酒井宏樹へ。無事獲得し、かなりホッとしました。そして他球団では1位候補だったイニエスタ、家長、吉田麻也はもちろんのこと、重点選手の大迫とランゲラックも取られたので、みんなやっぱり考えていることは近いな…と思いました。

 

2巡目

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 1巡目で全員のガチ感を思い知ったので、これは層がうすそうなポジションから獲得していかないと無理だなと感じ、守備陣をまず固めることに決定しました。2巡目は当初の考えからGKを取るつもりだったので、残っている中の最上位でク・ソンユンを無事獲得。ここまでは満点でした。

 

3巡目

 

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  三浦俊也を指名したのですが、案の定おーつきさんと競合。知ってた。そしてくじ引きも外れ…ここで当初の予定が完全に瓦解。正直三浦さん以外の場合を全く考えていなかったので、ある意味当初の予定通り突き進むしかなくなりました。ここで西大伍とかエウシーニョへ行って、三浦俊也から完全に別の道に行ければ全然違ったと思うのですが…焦って当初4位の予定だった塩谷司を選択。左サイドバックは彼か杉岡大暉選手だと思っていました。

 

4巡目

 

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 ここからはウェーバー式。守備陣を固める意向は代わっていなかったので、重点選手の中で比較的重点度が高かった冨安健洋を指名。他のチームでも長谷部誠昌子源、杉岡大暉などリスト入りしていた選手たちが次々に指名されていきます。

 

5巡目

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 GK、DFのかなりが埋まったので、そろそろ攻撃陣にも手を付けようということで重点選手のイバルボを指名。今思うと原口元気へ行っていたほうが良かったような気がします。

 

6巡目

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 5巡目で他球団が槙野、谷口、鈴木大輔とリスト入りしていたセンターバックを次々に獲得していくので、センターバックの残り駒が減っていることにやや不安を感じ、奈良竜樹を獲得。これで守備陣は完成したので、あとは落ち着いて前線に手を出せるところだったが、原口をおーつきさんに取られてしまいました。

 

7巡目

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 そろそろ中盤の選手…ということでボランチをまず考えていたのですが、このポジションでトップクラスの評価をしていた三竿健斗選手をまたまた直前でおーつきさんに取られてしまいました。まあボランチは他にも駒がそれなりにいるからよかったんですが…

そうなるとエキストラキッカーを先に確保しておかないとまずいかな、ということで堂安律を指名しました。

 

8巡目

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 ここまで来ると、大体の球団が自分たちのチームをある程度作っていて、あとは残ったポジションを埋めていく感じになってきました。僕はエキストラキッカーの堂安律を最大限生かせるのはトップ下か右サイドか、と考え、やはり中盤右サイドのほうが持ち味を活かしやすいだろうということで、渡辺千真、鈴木優磨、鎌田大地、久保裕也でやや悩みながら久保裕也を選択。これでFWの2人も決定です。

 

9巡目

 

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 残ったポジションはセンターハーフ2枚と、左サイドハーフ。そこでまずはボール刈り、追い込みタイプとしてレオシルバとソウザで迷って、ソウザを獲得。ダイナミズムと、ミドルシュートがあるのが魅力ですね。

 

10巡目

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 ここでリストを見ながら、やばいな…と気づきます。というのは、左サイドハーフでリストに残っている選手があまりいない。他球団に獲得されておらず、残っている中で左サイドができそうなのは、郷家友太、遠藤渓太、ミッチェルデュークくらい。更に3人共あまり得点を期待できるタイプでもない…困ったので、頭をフル回転させつつ、ボランチの相棒としてチョン・ウヨンを獲得。左の堂安、右のチョン・ウヨンプレースキックはかなり強いでしょう。三浦サッカーではセットプレーでの得点が超重要ですからね。

 

11巡目

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 大変困っていたところで、「そもそも監督が三浦俊也じゃないんだから、4-4-2フラットに拘る必要はないのでは…?」という頭の声がしました。FWの2人が2トップっぽい感じの選手になっていたので、4-3-1-2にすることに確定。堂安律はトップ下も出来るだろう。そこでボランチから最も好みのタイプの宮澤裕樹を選択。監督を急遽フィッカデンティに決めたのもこのときです。

 

12巡目

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ということでフィッカデンティさんに監督をお願いすることにしました。イバルボもいるし、イタリアで守備重視だし。僕はオランダとイタリアなら断然イタリアが好きです。

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そんなわけで、出来たチームがこちら。三浦俊也なら左サイドはミッチェルデュークにし、ボランチを宮澤にすれば解決したと思うんだ…うん…

まあしかしやれるなかでベストは尽くせたと思うし、出来たチームも結果的に自分らしい感じになったのかなとは思いますね。

主催者のサブさん、生茶パンダさん、KITEN!さん、本当にありがとうございました。とても楽しかったです!またやりたい!