鈴木武蔵、代表デビュー
苦節20年(前回のコンサドーレ所属選手の代表戦から)…長い道のりであった…!!
いや、ちょっと最近仕事が忙しくて実は試合は1秒たりとも見てはいないんですけどね(さっきハイライトだけ見たけど)でも、Twitter上でコンサドーレのサポーターがはしゃいでいたりする様子がまずとてもよかった。先発で出れたのもよかった。何回かはチャンスに絡んだらしいのもよかった。全くダメなわけでもなく、賛否両論がある出来だったらしいのもよかった。そして、日本中でいろんな人が鈴木武蔵を見て、使えるだの使えないだのダメだの悪くないだの好き勝手言ってるのもとてもよかった。
やっぱり彼らはプロサッカー選手であるわけで、多くの人に見られてなんぼだと思いますし、勝手な期待をかけられてなんぼだと思いますし、無責任にいろいろ論評されてなんぼだと思うわけであります。それが有名になる、国の代表になるってことだぞと。みんな(自分も含め)代表選手ってなると急にハードル上げるんですよ。でもそのハードルを越えることができるとおもわれてるわけだから、すごいことじゃん?札幌の選手だぜ?
んで、そんな様子を見ていたら、いつか武蔵だけじゃなくてコンサドーレ自体がこうやってちょっとサッカー好きくらいな人たちにいろいろあーだこーだ言われてえなあとすごく思ってしまったわけであります。そういう人たちから見たうちの選手たちの本当に無責任な評価とか、めちゃくちゃ語られたいじゃないですか。27番めっちゃ走ってて、でもシュートはひどかったなあとか、3番前に上がりすぎだろとか、聞きたいじゃないですか。いいんですよダメな評価でも、見てたってことでしょ。
武蔵があーだこーだ言われてるのを見たら、今まで以上にこういう人たちにもコンサドーレがいつか届くといいなあって思って。新たな夢が広がりました。20年ぶりの代表戦、とても素敵で幸せ。
2019 J1リーグ第4節 鹿島アントラーズ戦プレビュー
- 主な新加入選手
白崎凌兵(→清水)
ブエノ(→徳島)
平戸太貴(→町田)
- 前年対戦成績
第5節 鹿島0‐0札幌
第27節 札幌0‐2鹿島
- 対戦相手のここまでの成績
- 雑感
- 鹿島の要注意選手
こんな時どういう顔をすればいいのかよくわからないの
前日レビューに書いたホーム開幕の勝率の悪さなど全く相手にせず清水に圧勝。圧勝とか快勝とかいうと湘南サポの大臣みたいだけど、圧勝とか快勝とか以外の言葉が見つからない。見つかるけど、完勝とか…?いやね、見てるほうがびっくりしてるんですよね、浦和戦と清水戦は。そりゃエメと播戸で14連勝したこともあれば、雨の厚別で徳島に6対1で勝ったこともありますよ。ただ2試合連続でこういう試合をしたってのは記憶にないんですよね。一方的に寄せ付けず、相手をただ壊して勝つという。なんなんだこれは。
たしかに浦和も清水も調子がよかったとは言えないとは思うんです。引きこもって守るとかもしてこなかったし。だけど、札幌が今素晴らしいことも間違いないと思う。相手のちょっとした隙を普通につくことが出来るチームになっている。昨日の3点目なんて、相手が後半開始で気合入って取りに来たところを全部裏返して後手後手にさせて点とってる感じじゃないですか。
いろんなサポーターと話しても、みんな「まだ試合についてよく整理できていない」「むしろボール回されてる時の相手のサポーターきつそうだなとか思った」「何か変な夢を見ているのではないか」などなど…いやそうだよな!そういう経験がないんだよ!!
こうなってくると今後は相手が札幌対策をもっと露骨にしてくる可能性はあります。そういうところを乗り越えてこそ、「世界で戦える」チームになると思います。今のこの状態だけでもなんかすごいんだけど、まだまだ上はあります。俺たちが知らないだけで。鹿島だって浦和だってガンバだって川崎だってきっとこういうところを通ってチャンピオンになったりしてるんだろうと。見たことのない景色を、感じたことのない気持ちを、共有していこうじゃないですか。いつかこれが日常になるかもしれないし、ただの思い出話になるかもしれないけど、きっと今のこのチームにはその価値があるから。